第47回連載
7月26日、令昭位戦A1リーグ第6節が始まろうとしていました。
前節から1週間程しか経っていませんが、この時期は試合の日程がタイトになるりやすい傾向があります。
私個人としてはあまり期間が空きすぎるよりはこのくらいのペースの方がやりやすいと思っています。
第5節と第6節の一部を終えたトータルポイントは以下の通りになっています。
【第5節と第6節の一部終了時点の順位】
1 小川光 +237.0
2 河野高志 +208.5
3 津田挙士 +82.2
4 楢原和人 +25.2
5 阿部孝則 △11.2
6 仲川翔 △30.0
7 藤中慎一郎 △34.0
8 松ヶ瀬隆弥 △52.6
9 藤井光 △58.1
10 谷井茂文 △90.4
11 白田みお △96.9
12 多井隆晴 △190.7
私は第5節に大敗を喫してしまいこのポジションですが、4人目の椅子はそう遠くはありません。
しかしそれには是が非でも今節でプラス圏内にポイントを戻さなくてはなりません。
残り3節となり今節は果たして。
1回戦の並びは津田、阿部、谷井、藤中の順。
起家の津田が仕掛けて1300オールのアガリでスタート。
次局、私が先制リーチをするも谷井がドラ3の仕掛けをモノにし2000,4000は2100,4100のツモアガリ。
東2局は私の親番でしたが、谷井にリーチでツモられ2000,4000のツモアガリ。
親かぶりとなり早くもラス目に追い込まれます。
東3局私は混一色で仕掛けて満貫コース。
藤中の先制リーチを受けた所で私もテンパイします。
しかし私は待ち選択の裏目を引きアガリを逃してしまい流局。
捉えていれば8000+リーチ棒の収入だっただけにこの局は痛すぎるアガリ逃しとなってしまいます。
気を取り直して東4局。
津田の先制リーチを受けて私はまたしても混一色ドラドラで仕掛けて応戦。
親で同じく混一色仕掛けをしていた藤中のテンパイ打牌を捉えて8000は8600+2000の収入。
一気に2着目に浮上して南入を迎えます。
南1局はトップ目の谷井が軽く捌いて1000のアガリ。
南2局の私の親番、しかしここも谷井に捌かれあっさり親を流されてしまいます。
南3局は藤中の先制リーチに親の谷井が追いかけリーチ。
2軒リーチを受けてはそうそう勝負には行けません。
しかしここは幸いにも流局。
次局は私がドラドラを仕掛けて3900は4200を谷井から直撃します。
オーラスとなりトップ目の谷井との差は6700。
満貫以上の出アガリかツモアガリでトップになれます。
しかしここは津田がダマテンで3着キープのアガリで1回戦は終了。私は2着でトータルポイントをプラスに戻します。
2回戦は津田、藤中、阿部、谷井の並びでスタート。
谷井の先制リーチに親の津田が一発で放銃して3900。
東2局は親の藤中が1人テンパイで連チャン。
次局は津田の先制リーチを受けるも親番の藤中が仕掛けて交わし切り2900は3200を津田から出アガリ。
東2局2本場も津田が先制リーチ。
手詰まりの谷井が放銃して3900は4500。
東3局の私の親番は愚形が多い難しい手牌でしたが上手くまとめて先制リーチ。これを一発でツモって4000オール。
次局も私はノミ手ながらも先制リーチで畳みかけます。
程なくツモって裏も乗せて2000は2100オール。
2本場でも發のみをアガリ1500は2100。
3本場は全員ノーテンで流局。
東4局4本場、津田の先制リーチでしたがここも流局。
南1局5本場となり場に重たい空気が流れています。
今度は谷井が先制リーチ。
すでにテンパイしていた藤中が一発で掴んで8000は9500。
南2局は親の藤中が先制リーチ。
ここは全員オリて流局、藤中の1人テンパイ。
次局、私は仕掛けて局消化を試みますが、藤中、谷井の2軒リーチに挟まれてしまいます。
私は安全牌に窮していましたが、谷井が藤中に放銃して5800は6100。
2本場でも藤中の先制リーチに谷井が追いかけて勝負に出ます。
今回は谷井が競り勝って2000,4000は2200,4200。
南3局、トップ目で迎える私の親番。
テンパイの私は津田のダマテンに捕まり1000の放銃。
オーラスは3着目の藤中が一気通貫のカン8ソーで先制リーチ。
後スジとなり谷井から出アガリ5200。
私はトップで2回戦を終了。
トータル5位スタートだった私は40Pほどのプラスでトータル4位に浮上しています。
更にトータル3位の津田を沈めているので3位にも大きく近づいています。
続く3回戦はどうか。
3回戦は津田、藤中、阿部、谷井の並び。
東発、親の津田が混一色の仕掛けをツモり4000オール。
次局は私が仕掛けて2000は2300で捌きます。
東2局は藤中、阿部の2人テンパイで流局。
1本場は津田が先制リーチ。
カンドラがモロ乗りの大物手でしたが全員オリてここも流局。
東3局2本場は谷井が先制リーチ、これにテンパイ打牌で津田が飛び込ん8000は8600。
東4局では津田が仕掛けて2600の出アガリ。
南1局は私がクイタンで捌き局を消化します。
南2局、私が今度は先制リーチ。
しかし親の藤中のアタリ牌を引かされ5800の放銃。
ラス目の藤中への放銃でラス目に追いやられてしまいます。
次局も私は先制リーチを打ちますが谷井に追いかけられ、こちらも一発放銃となり5200。
ここに来ての2局連続放銃は激痛です。
南3局の私の親番は谷井が先制リーチ。
後がない私もドラドラの3面張で追いかけます。
ここは私が谷井から討ち取って12000。
次局は1500は1800と刻んで連チャンとします。
一時はダンラスでしたがここで2着目まで浮上、トップ目も目前です。
しかし次局は藤中がドラ暗刻の手をツモって2000,4000は2200,4200。
オーラスはトップ目藤中と2着目津田の仕掛け合戦となります。
そこへ親番谷井が先制リーチ。
しかし津田が捌ききってゲーム終了。
藤中1着、津田2着、私は3着で3回戦を終えます。
私はこれでトータルポイントが5位に戻り3位津田との差も大きく開いてしまいます。
最終戦は津田、谷井、藤中、阿部の並び。
谷井が仕掛けてトイトイ三暗刻の2000,4000。
東2局は藤中が仕掛けて混一色の2000,4000。
東3局は谷井が先制リーチするも流局、1人テンパイ。
東4局の私の親番、私が仕掛けを入れたところで谷井の先制リーチを受けます。
しかしピンフドラ3のダマテンをしていた藤中が谷井から討ち取り8000。
南1局は津田の先制リーチに谷井と私が追いかける格好となり乱打戦の様相。
ここは谷井が津田から8000の出アガリ。
南2局は藤中が1300のアガリで局消化。
南3局、私のリーチ宣言牌が谷井のダマテンに捕まり6400。
南4局は親番の私は3着目。
しかしラス目の津田の先制リーチを受けてしまいます。
フリコミもオリも許されない過酷な状況の中、更にトップを狙う谷井からも追いかけリーチが入ります。
万事休すかと思われましたが、諦めずにしぶとく回し打ちながらテンパイを果たした私も追いかけリーチと勝負に出ます。
これを谷井が一発で掴んで12000。
続く1本場は先制リーチの私でしたが、ここは流局して1人テンパイ。
次局は仕掛けて1500は2100と連チャン。
3本場は白と發を鳴いて混一色イーシャンテンの私。
手牌には中も対子であり大三元も見えています。
テンパイを入れられずジリジリする私を尻目に谷井が先制リーチ。
ここは谷井がツモり2000,4000。
このアガリで谷井に逆転を許し私はまたしても3着で4回戦を終了。
第6節は+29.5Pとしトータルでは5位の+18.3Pと次節以降にギリギリ望みを繋いだ形になりました。
決定戦進出するためにはまだまだ厳しい戦いが続きそうです。
第48回連載へ続く。