一般社団法人 グローカル政策研究所

阿部孝則の『寡黙な麻雀王者』

第42回連載

連日の猛暑が続いていますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回からは最新の第17期令昭位戦A1リーグの模様をお伝えしていきたいと思います。
今期のA1リーグは12名で行われます。
第1節から第9節を予選ラウンドとして各自4半荘×9節で36半荘打ちます。
その後トータルポイントの上位4名で予選ラウンドのポイントを半分持ち越して4半荘×3節の決勝ラウンドを行い令昭位が決定します。
2026年4月3日
春になりリーグ戦のシーズンがやって来ました。
ここ何年かの私のリーグ戦の成績はというと大敗こそしないもののパッとせず鳴かず飛ばずになってしまっています。
今年こそとは毎回思うものの中々結果に結びつけることが出来ていません。
妻からは『今年こそ行けるよ!しっかりね!頑張って!!』と一際大きな声援を背中に受け対局スタジオに向かいます。
第17期令昭位戦A1リーグ第1節A卓1回戦は谷井、河野、阿部、松ヶ瀬の並びでスタート。
東1局は先制リーチの河野がすぐにツモり1000,2000。
東2局も河野の先制リーチ。
私もツモり四暗刻のイーシャンテンまでこぎつけ勝負に出ますが河野がツモり4000オール。
1本場でも河野の早い先制リーチ、早くも独走体制に入ろうかという河野。
終盤にこれをツモって2600は2700オール。
2本場となりこれ以上好き勝手にさせられない私は役牌暗刻の手をダマテンとしすぐに1300は1900を確実にアガって河野の親を流します。
東3局、私の親番を迎えますが松ヶ瀬の高そうな仕掛けに気押され前に出れずに流局。
東4局1本場、先制が取れた私場ピンフドラ1の6-9マンでリーチ。
親の松ヶ瀬に追いかけられますがすぐにツモって1300,2600+1000の収入。
南入となりますが河野が軽く1000点で交わし早くも谷井の親番は流されてしまいます。
南2局は親番河野の先制リーチに谷井が3面張で追いかけます。
谷井はこれを河野から討ち取り8000。
南3局、親の私は役牌を鳴いてドラドラのテンパイ。
しかしマチは山に残っておらず流局して1人テンパイ。
1本場は河野に軽く流されてオーラスとなります。
谷井からの先制リーチを受け渋々オリの選択をしますが、ラス親の松ヶ瀬が勝負に出て8000の放銃。
このアガリで私は捲られ、1回戦は河野トップ、私は3位で終了。
素点がプラスなので大したマイナスとはならなかったものの連帯を逃したのは少し痛い。
2回戦は松ヶ瀬、谷井、河野、阿部の並び。
東1局、親の松ヶ瀬の先制リーチはドラ単騎の七対子。
そこに谷井が追いかけて2人のめくり勝負となりますがここは流局。
1本場は河野が先制リーチ、これを一発でツモって裏も乗せて2000,4000は2100,4100+2000。
この半荘も河野が好調のようだ。
東2局は私が一盃口ドラドラをダマテンとして5200のアガリ。
東3局は私がドラ1で先制リーチ。
程なく松ヶ瀬から出アガリ3200。
東4局の私は親番でダブ東を鳴いて果敢に仕掛けますが、松ヶ瀬、谷井の2軒リーチに挟まれてしまいます。
ここは谷井がツモって700,1300。
南1局は私が1300を出アガリ。
南2局、私は今度は先制リーチとして安目ながらもツモって1300,2600。
これで河野を捲り微差ながらトップ目に立ちます。
南3局は親番河野の先制リーチ。
しかしここは流局して1人テンパイ。
1本場では私が喰いタンで交わしオーラスを迎えます。
3着目の谷井がゲームを終わらせるため1000点でアガリ、2回戦は私のトップで終了。
やはり早い段階でトップが取れると少し気が楽になる。
このままプラスを積み重ねていきたい。
3回戦は河野、谷井、松ヶ瀬、阿部の並びでスタート。
親の河野の先制リーチに高目三色の手で追いついた私は勝負に出ます。
安目ながらも河野から討ち取り2000+1000の収入。
東発から1つの勝負所を制しまずまずの立ち上がり。
東2局、タンヤオ三暗刻をテンパイした私はドラの發を持ってきてドラ単騎に待ちかえます。
仕掛けて清一色イーシャンテンの松ヶ瀬から發がツモ切られ8000。
東3局もピンフ確定三色の1-4ピンで先制リーチをする私。
程なくこれをツモり裏も乗せて3000,6000。
怒涛の3連続アガリで持ち点は50,000点を超えています。
東4局の私の親番では松ヶ瀬が先制リーチをするも河野にかわされ1300。
南1局となり今度は親の河野が早い先制リーチ。
終盤までもつれ安全牌に窮した私は数々の選択肢の中からワンチャンスの牌を選びます。
しかしこれが河野に捕まり12000。
他の選択肢があっただけにこれは非常に悔やまれる手痛い放銃となってしまいます。
1本場と松ヶ瀬が先制リーチをしますがまたしても河野の交わし手が決まり1500は1800。
2本場では河野の先制リーチ、終盤にツモり2600は2800オール。
3本場となり私は混一色で仕掛けていきます。
しかし松ヶ瀬からの先制リーチを受け、高目8000をテンパイしている私は勝負に出て松ヶ瀬に放銃、3900は4800。
南2局は河野が谷井から5200のアガリ。
南3局ラス前となり親の松ヶ瀬が軽く2000で連荘。
次局は松ヶ瀬の先制リーチに全員オリに回り流局、1人テンパイ。
2本場となり私が早い先制リーチ。
すぐにツモってリーチツモ表裏の2000,4000は2200,4200。
そしてオーラス、谷井の混一色裸単騎など松ヶ瀬と親番の私も参戦する激しい仕掛け合戦となります。
3人テンパイの中松ヶ瀬が谷井から3200をアガリ3回戦が終了。
河野トップで私は少し大きめの2着という結果。
本日の最終4回戦は谷井、松ヶ瀬、阿部、河野の並び。
ここまで40P程プラスしている私はこのポイントをこのまま持ち帰りたいところだが果たして。
東1局、タンヤオの3-6ソウで先制する私ですが親の谷井の当たり牌を掴まされ5800の放銃。
続く1本場でも松ヶ瀬の仕掛けに捕まり2000は2300。
次局も役牌混一色ドラ3の勝負手で仕掛ける私。
しかしここも谷井に阻まれ2000の放銃。
更に東3局の私の親番。
ここも谷井に交わされ2000の放銃。
東発から立て続けに4連続放銃となり暗雲が立ち込めます。
東4局は松ヶ瀬が700,1300をアガって南入。
河野の先制リーチに親の谷井が捕まり8000。
南2局は河野が今度はダマテンで交わして2000、2着目の松ヶ瀬の親を確実に落とします。
南3局の親番の私は役牌暗刻の手で先制リーチ、谷井に追いかけられますがここは谷井から討ち取り3900。
続く1本場も一盃口のペン3ピンで先制リーチ。
こちらは1人テンパイで流局。
次局は河野が700,1300は900,1500をツモりオーラス。
私は満貫以上をツモればラスから2着になれます。
私はドラドラの手をもらって役牌を仕掛けていきます。
手牌が全て対子となりトイトイまっしぐらです。
3副露になり最後はドラの5ソーをツモって3000,6000。
ラス目から2着になる大きなアガリを決め本日の対局は終了。
対局を振り返ると致命的な放銃はあったものの、まずまずの内容で戦えていたので第1節の入り方としては非常に良かったのではないかと思っています。
まだまだ始まったばかりで先は長いですが、今日のような戦い方ができれば結果は必然とついてくると私は信じています。

第43回連載へ続く...

COLUMN

阿部孝則の『寡黙な麻雀王者』