一般社団法人 グローカル政策研究所
阿部孝則の『寡黙な麻雀王者』
第46回連載
7月20日、第17期令昭位戦A1リーグは第5節C卓の対局が始まろうとしていました。
この日までにA卓とB卓はすでに対局を終えており、その結果は以下の通りになっています。
上位2名が着実にポイントを伸ばす中、中団以降に位置する者達はかなり順位の変動があったようです。
私も前節でポイントを伸ばすことができたので、今回もプラスしてなんとか上位の2名について行きたいところです。
1回戦は藤井、楢原、河野、阿部の並びでスタート。
東1局は楢原がクイタンで1000のアガリと静かな立ち上がり。
東2局は親の楢原と河野の2人テンパイで流局。
1本場では楢原が2900は3200を藤井から出アガリ。
2本場となりまたしても楢原が先制リーチ、ここに河野が飛び込んで12000は12600。
楢原は早くもダントツの体勢。
次局は河野が先制リーチするも楢原に捌かれ1500は2400を藤井から出アガリ。
次局も先制リーチと畳み掛ける楢原。
私も仕掛けて行けるところまでと応戦しますが途中でダウンしてしまいます。
やはり仕掛けて親のリーチと対峙するには勇気がいります。
ここは流局して楢原の1人テンパイ。
5本場で河野がようやく楢原の親を流す、1000は2500を楢原から出アガリ。
東3局は親の河野が先制リーチ、これに藤井が3面張で追いかけリーチ。
これに楢原が河野の現物で放銃して1300。
楢原の上手いゲーム回しが光ります。
東4局は私の親番でしたが楢原の先制リーチを受けてしまいます。
2着目の私は無理をしない選択を選びます。
結局藤井がこのリーチに放銃して1300。
南1局は河野が先制リーチ。
私が河野の現物を切ると親の藤井からロンの声がかかり12000。
藤井のテンパイ気配を読めずに手痛い放銃となってしまいます。
1本場では私が高目メンタンピンの先制リーチ、ここに河野も追いかけリーチ。
しかしここは流局、2人テンパイ。
南2局2本場は河野の先制リーチを藤井が捌いて1000は1600のアガリ。
南3局は楢原が七対子を河野から出アガリしてオーラスを迎えます。
私は3着目の親番で首尾よく先制リーチとしますが、ここは子方が全員オリて流局。
次局は藤井が混一色を仕掛けてアガリ、楢原トップで私は3着で1回戦は終了。
不運な放銃があったとは言え3着で終われたのは不幸中の幸いと言うべきでしょうか、残りの半荘で取り返したいところです。
2回戦は楢原、河野、藤井、阿部の並び。
東1局は藤井が500,1000で先行。
東2局は親の河野が先制リーチ。
三色確定の大物手もここは流局。
次局は私が藤井に1000は1300の放銃。
東3局は親の藤井の先制リーチ、ここに楢原も追いかけリーチ。
終盤に楢原が藤井のアガリ牌を掴み5800の放銃。
次局は私が先制リーチに楢原が追いかけリーチ。
ここは楢原がツモって1000,2000。
東4局の私の親番は河野が先制リーチ。
程なくツモって裏裏の3000,6000。
私は親かぶりでラス目に落とされます。
南1局、私の先制リーチに楢原が放銃して3900。
南2局は藤井の先制リーチに楢原が追いかけ。
ここでも楢原が藤井のアガリ牌を掴まされて放銃。
南3局は私が2600をダマテンにして出アガリ。
オーラスの私の親番。
まずは三色ドラ1を仕掛けてアガリ1000オール。
連チャン狙いで素点回復を試みますが、次局は藤井の先制リーチ。
藤井があっさりツモって2000,4000は
2100,4100で2回戦は終了。
トップは藤井、私はまたしても3着に沈みます。
3回戦は阿部、河野、楢原、藤井の並び。
東発の私の親番でしたが、楢原に1000で軽く流されます。
東2局は親の河野が先制リーチするも1人テンパイで流局。
次局も河野の1人テンパイで流局。
2本場では河野が楢原から3900は4500の出アガリ。
河野の連チャンが続く3本場。
楢原が先制リーチ、これを終盤にツモって1000,2000は1300,2300。
東3局は藤井が隠れドラ3を楢原から討ち取り8000。
東4局は私が役無しドラ1をツモって500,1000。
マチの変化を待っているところでツモってしまったというやつで、リーチも無くはなかった判断が難しい手牌でした。
南1局は藤井が仕掛けてリーチの河野からドラを討ち取り8000。
南2局は藤井のドラドラに私が放銃して3900。
南3局は私が先制リーチするも流局、楢原と2人テンパイ。
1本場は親の楢原が先制リーチをツモり2000オール。
2本場でも楢原が先制リーチでツモって2000は2100オール。
3本場となり私が仕掛けて捌き、1300は2200のアガリ。
南4局は3着目の私はピンフドラドラで先制リーチ。
ツモって裏1なら2着まであります。
しかし楢原に追いかけられアタリ牌を掴まされてしまいます。
5200の放銃で3回戦で私はついにラスを引かされてしまいます。
ここまで苦しい展開で3、3、4とトータルでも5位に落ちてしまいます。
最終半荘で少しでもマイナスを返済したいところですが果たして。
4回戦は楢原、阿部、河野、藤井の並び。
東1局は私が3900の出アガリ。
東2局は阿部の先制リーチに楢原が追いかけリーチ。
ここは私が楢原から3900のアガリ。
1本場では藤井が仕掛けて2000,4000は2100,4100の大きなアガリ。
東3局は親の河野が七対子ドラドラをダマテンとし、これを楢原から討ち取り9600。
1本場では藤井の先制リーチに私が追いかけます。
これを藤井から討ち取り3900は4200。
東4局は河野が先制リーチ。
しかし親の藤井が捌いて700オール。
次局は楢原の先制リーチに河野が飛び込んで8000は8300。
ここまでこの日初めてトップ目で南入を迎える私。
河野の先制リーチでしたが楢原の仕掛けに藤井が捕まり3900。
次局はドラの中が暗刻で高め三色の手牌を河野がハイテイでツモって4000,8000の超弩級のアガリ。
私は河野に一気に捲られてしまいます。
南2局の私の親番は楢原の1人テンパイ。
南3局1本場は親番河野のダマテンに私が捕まり7700は8000。
次局も河野がダマテンでツモって1300は1500オール。
次局は私が先制リーチするも楢原の仕掛けに捕まり3900は4800。
この放銃で私はラス目に落とされてしまいます。
オーラスとなり楢原の仕掛けにダントツの河野が放銃して河野トップ、私は4着でゲーム終了。
今日は手痛い大きな放銃が何度かあり、それを回避出来ていればここまで沈むことはなかったかもしれません。
私はこれまでの貯金を全て吐き出し、また一からやり直さなければならなくなりました。
反省すべきところは反省し、まだプラマイ0と前向きに捉えて、残り3節を頑張っていくしかありません。
第47回連載へ続く...